※ JB SHOP=防災関連商品専門「JAPAN BOSAI SHOP」の略称です。
被災体験から生まれた秀逸な防災製品
過去、幾多の大規模自然災害の
体験から、高知企業が作った
防災、減災関連製品は、
ショッピングカートで国内と、
世界中からも購入可能です。
(国内には宅配便でお届けします。)
EMS(Express Mail Service)とは ...
EMSとは、世界120以上の国や地域に約30kg(※)までの荷物を安心、簡単、便利に送れる国際郵便システムで航空配送最速のサービスです。
EMSは速達と同等以上の速さで輸送され、損害賠償(補償)制度があることが特徴です。
配送をバーコードラベルで記録・管理しており、 海外ユーザーはパソコンや携帯端末による荷物の追跡が可能となっています。
EMSは荷物輸送が最優先で取り扱われるため、世界の多くの地域へ通常2日~10日で届けるので、通常の航空貨物よりも数日~1週間程度早く届きます。
(※宛地によって発送可能重量・サイズが異なる場合があります。)
以下掲載の商品は、海外 / 国内販売『JB SHOP』から購入できます。
★ご注意=このページからのお買い上げは国内にお届け専用です。
(海外へのお届けはこちらから)
MY WET 除菌シート
三昭紙業株式会社
公衆衛生に適した大容量除菌シートです。片手でサッと取り、拭き取ることができます。 大容量なので、幼稚園、学校、企業、店舗など大勢の人が利用する場所で活躍しています。 肌に優しい100%不織布を使用し、 製造は全て高知県内で行っています。
暖ダンルーム 間仕切り
株式会社 タケナカダンボール
コンパクトに輸送・保管! 工具不要! 両面撥水! 長期間使用可能!
避難所にて、間仕切りを設置することにより、プライベート空間を作り、また、感染症対策も行えます。
避難所生活を送る人たちの、安心、安全、感染症予防を行い快適な生活に貢献します。
暖ダンルーム ベッド
株式会社 タケナカダンボール
各パーツは差し込み式で粘着テープや工具なしで組立て可能。分割してイスや机に変身。 避難所にて、段ボールベッドを設置することによりエコノミー症候群や感染症対策も行え、避難所生活を送る人たちが、安心して快適に生活できます。
イージーストレッチャー
有限会社 吉村デンソー
軽くて丈夫 ! 女性や高齢者でも簡単に搬送できる"防災用担架"です。人員が限られていても搬送できる、緊急時・非常時において高い搬送力、機動力を発揮!!。 搬送シーンに合わせて形状を変えられ、階段、山道、悪路などでの搬送に対応可能です。
レスキューリクエスト
関 株式会社
大空へ、遠方へ、救援に必要な情報を的確に伝えるシートです。SOSだけでは伝わらない! 救助する側が求める情報を的確に伝達することが最重要です!! 広域災害では、情報が足りないことで救助の優先順位が後回しになってしまう可能性があります。
豆腐ジャーキー
株式会社 タナカショク
豆腐(大豆)なのにお肉のような味わいのヴィーガン対応非常食。日本の健康食「豆腐」(主原料は大豆だけ)を、グルテンフリーで、美味しいジャーキー味に加工しました。 いつでも、どこでも、だれでも、食べやすく、さらに長期保存(5年)ができます。
簡易トイレセット クリーンズファミリー
有限会社 丸英製紙
地震や洪水等の災害は、給排水システムの故障や配管の破損を引き起こしトイレが使用できなくなり、復旧には何日もかかる場合があります。 トイレ100回分を真空パック。アルミ製なので高湿度・水没しても大丈夫です。
10年保証備蓄用トイレットペーパー24ロール
有限会社 丸英製紙
災害予告や被害が起きるたびに、周辺地域ではトイレットペーパーが買い占められ、必要な人に行き渡らない事態を繰り返しています。 1ロール 200m(入数:24個) を真空パック。高湿度・水没しても大丈夫なので、災害に備えて備蓄をおすすめします。
上記掲載の商品は、海外 / 国内販売『JB SHOP』から購入できます。
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高知県は、日本を構成する主要な4つの島のうち4番目の大きさの島である四国の南半分を占める日本の都道府県の一つ。東経133°、北緯33°に位置している。
標高1,000m以上の山岳が海岸近くまで連なっているため、平野部は河川下流域に点在するのみで、面積のおよそ84%が山地となっている。
四季折々の豊かな自然、海、山、川に恵まれている一方で、多くの自然現象とともに日々の暮らしがある。
高知県の沖合の水深4000m付近には南海トラフがあり、およそ100年前後の周期でマグニチュ-ド8を超える巨大地震を引き起こしている。
この南海トラフ沿いの地震は大きな揺れだけでなく、大津波を発生させ、これまでに何度も高知を襲った。
高知県は、南は暖流である黒潮の流れる太平洋に面し、北は標高1,500mから2,000mの四国山脈に囲まれている。
こうした地形条件により、湿度の高い海洋性気流を全面的に受け入れる格好となり、年間の降水量は県内全域で2,000㎜を超え、4,000㎜超える地域もあるなど、
日本有数、世界有数の多雨地帯となっている。
特に台風は、日本で観測が開始されてから、全国の都道府県のうち通算2位の上陸数となっており、毎年の常襲地帯といえる。
一方で、年間日照時間も毎年日本全国の都道府県の中で上位に位置しており、多雨と快晴、はっきりとした気象環境が特徴である。
PHOTO: 高知市提供
高知県の沖合では、およそ100年前後の周期で巨大な海溝型地震が発生する。直近では、1946年12月21日午前4時19分に発生した。
地震の規模を表わすマグニチュードは8.0で、高知県の沿岸には4m~6mの津波が押し寄せた。
この地震による大きな揺れと津波により679人が死亡・行方不明、
1,836人が負傷したほか、4,846戸の家屋が全壊・流失するなど大きな被害が出た。また、この地震では県中央部、県都高知市を中心に沈降が発生することもあり、
侵入した津波が長期にわたり抜けず、長期浸水も発生した。
1975年と1976年に、2年続けて襲来した台風は、近年でもとりわけ甚大な被害を高知にもたらした。75年の台風は、1日で700㎜もの降水を記録し、
県内において土砂災害や河川の氾濫を発生させた。死者、行方不明者は77名に上った。
76年の台風は、台風通過までの5日間で1305㎜もの雨を降らせ、
県都高知市の広い範囲で浸水被害が発生した。この台風は、高知のみならず日本国内の広い範囲に被害をもたらした。
1998年9月、県中央部を中心に激しい豪雨が襲った。県内の観測点では、24時間最大943mmの雨を記録した。
この豪雨により家屋の全壊25棟、床上浸水8,341棟といった甚大な被害が発生した。
高知市の繁華街では、1時間で124㎜もの雨が降り、一瞬にして街が水に覆われた。
Build Back Better(より良い復興)を繰り返してきた
過去に発生した風水害のたびに、国、県、市町村が連携し、再度災害を防ぐ復旧、復興事業を実施してきた。 高知市の豪雨対応能力は優れており、日本全国屈指の77㎜/時もの排水力を有している。 過去に大災害をもたらしたレベルの豪雨が発生しても、高知では同じ「災害」は起こらない。
残余リスクを限りなくゼロに
防ぎきれないハザードがあることも確かだ。およそ100年の周期で発生する海溝型地震は、大きな揺れとともに、 巨大な津波を発生させる。2012年、日本の内閣府は、今後発生し得る最大レベルの南海トラフ地震の被害想定を発表した。 高知には、国内最高の34.4mの津波が襲来する。沿岸全てを襲い、それだけでなく県都中央まで浸水する。この発表を受け、試算された被害想定死者数は42,000人。 この巨大津波を防ぎきることはできない。しかし、残余リスクに挑戦し、命を守ることはできる。
高知は、巨大地震への対策を加速、強化した。浸水が想定されるエリア全てにおいて、津波の到達時間と、 人が逃げることのできる時間を考慮した間隔で「避難場所」を建築した。整備された津波避難タワー数は、実に114基、高台へと続く避難路は1,445カ所に整備した。 それだけでなく、全分野横断的にあらゆる対策を進め、実行されたアクションプランの数は282に上る。
こうした総力を挙げた残余リスク対策の結果、現在想定される死者は当初から74%減少した11,000名まで下げることができた。 しかしまだゼロではない。高知の取り組みは今日も続いている。
『防災』は、
行政機関のみが対応するものではない。
また、行政機関のみでは対応しきれない。
助かった命をつなぐ、生活を再建していくには、
一人一人が備え、立ち向かうことが重要だ。
毎年の豪雨や台風、
そして周期的に発生する巨大地震の経験から、
高知に住む人々、企業は
優れた防災製品を生み出した。
高知で生まれた防災製品は、
世界中、皆さんの地域、家庭、一人一人の
残余リスク削減に貢献したい。